システムエンジニアは、末端の作業員として仕事をするのであればあまり面白さは感じられないかもしれません。立場が上の人の言う通りに、実装部分の単純作業を任されることが多くなるからです。面倒な作業はすべて末端の作業員に回ってくるので、最初はなかなか仕事の面白さが理解できないこともあるでしょう。新人のうちに仕事に飽きて、辞めていってしまう人もいます。

ですが、システムエンジニアの仕事は出世をすればするほど面白くなっていくものです。最初は辛いかもしれませんが、我慢をして三年頑張れば、徐々にランクアップして仕事も楽しくなってきます。
特にリーダーとして仕事ができるようになると、世界は一変します。リーダーになると、顧客との打ち合わせも自分で行うこととなります。
顧客が求めるシステムの構築にはどうすればいいか、自分自身で考えていかなければなりません。いわゆるクリエイティブな仕事が増えていき、単純作業からは解放されます。自分自身の頭で考えて、柔軟にアイディアを出し、結果を追い求めていけるのです。

リーダーになれば、毎日楽しく仕事ができるようになるでしょう。

ですから、最初はいくら辛くても我慢をして、とにかく早く出世をするのがいいでしょう。仕事に自由度が出て、自分の意見を通しやすくなりますし、給料の面でも喜びが増します。ある程度以上のポストに就ければ、仕事を他人に奪われてしまう不安からも解放されます。

もちろんリーダーとして仕事をしていくにはチームを牽引するリーダー力が必要不可欠であるため、それをしっかり身に付けることも忘れてはいけません。